セックスレス-夫がセックスに飽きるのはどんなときか(前編)

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セックスに飽きる?そんなことあるの?

夫側セックスレスの言い分にもいろんな種類がある。

「妻とのセックスに飽きた」もその中のひとつだ。

「は?そんなこと言ってる旦那いねえし。うちもレスだけどそんな理由じゃないし。バカじゃねえのコイツ」と思ってるそこの失敗パーマの貴女!!

んなもん面と向かって言えるわけないでしょうが!!

貴女がパーマに失敗したときも美容師さんに「んだよこの頭!わしゃサイババか!」とは言わないよね?

「あ、ああ雰囲気変わったー」とかテキトーにお茶濁したでしょ?それと一緒なの!

ゴニョゴニョと芯を喰ってない理由でレスる夫のなかには「飽きた」勢が一定数いるはず。

今回はその飽きる問題を考えていく。

そもそも飽きるとは何?

「妻や彼女とのセックスに飽きる」とはどういうことか?

それは「ああコイツとセックスするの通算何度目だろう?500回ぐらい?…さすがに飽きてきた…」ではない。

何回しようと何十年もセッフル(=セックスフル)生活をしてる夫婦はいるのだ。

「飽き」と「回数」が単純に比例するわけじゃない。

「飽き」は男性の場合、セックスの難易度が大きく関わってくる。

特定の相手とのセックスを「難しい」もしくは「かんたん」と感じたときに飽きやすいのだ。

「難しい」とは「相手が全然気持ちよさそうじゃない」「イカない」「ダメだしをしてくる」ということ。

そんな状態になるとクソゲーを前にした小学生のように「もう飽きた!やーめた!」となって、コンドームを壁に叩きつけてしまうのだ。

「かんたん」とは何か。これはセックスにありつくのも「かんたん」相手を満足させるのも「かんたん」である、ということ。

言うまでなくこれには個人差がある。

相手がイかなければイかないほど、探究心が刺激されてセックスにのめりこむ男性もいる。

相手がすぐにセックスの誘いに応じてくれるたびに「俺TUEEEEEEEEEE!」となり日々の自己肯定感アゲにつながる男性もいる。

今回書くことはあくまでもこういう傾向でレスになる男性がいる、という話だ。

なぜ難しいと感じるとセックスしたくなくなるか?

「セックスが難しい」もさまざま。

時間的な問題(夫がほぼ家にいない)、場所的な問題(こどもと寝室が一緒)など。

でもこの記事では「相手を満足させるのが難しい」を「セックスが難しい」と定義とする。

ここに1人の男性がいるとする。

彼はもともと性欲が強くないタイプ。妻がセックスのとき反応が悪い。

内心はこんな感じになるだろう。

『全然気持ち良さそうじゃないな…こんなに頑張ってるのに…いままで付き合った子はもっと感じてくれてたのに。結婚するとこんなもんかもな。こっちだってそんなにしたいわけじゃない。なんかもうしなくてもいいのかもな』

極端かもしれないけど、こんな思考がきっかけでやがてレスにつながることはある。

ここで夫婦のセックスが必要不可欠だという価値観を持ってる夫だと、なんとか感じさせようと努力をする。

けどここで「もう妻とのセックスはいいかな」という考えに至ってしまうのが、レスりがレスりであるゆえんである。

「イカぬなら〇してしまえクリトリ〇」というノリなのだ。

「妻が満足しないならもうしたくない」これはどういう心理なのか。

これには「プライドを死守する」という感情が根底にある。

セックスのとき妻の反応が悪いという時点で、夫のプライドはすでに傷ついている。

これ以上セックスを重ねると、プライドは粉々にされてしまう。

そんな心のセンサーが反応し、脳内にいる自警団がセックスを止めてしまうのだ。

なぜそこまで傷つくのか?

それはたいていの男性は、セックスを自身のセンスと本能に順ずる動きでするものだと考えているからだ。

多少知識を外から入れるとはいえ、基本的には「本能のおもむくまま」「ありのまま」にセックスをしている。

だから男性はセックスを否定されると、ごはんの食べ方にケチをつけられたような気持ちになる。

ケチをつけた側は軽い気持ちかもしれないけど、言われたほうは人格否定にも似た暗い感情を抱くことがある。

感じさせられないなら努力すればいいのに?

ここまで読んで「相手が気持ちよくなるように努力すればいいのに」と考えるひとは多いと思う。

けどそんな考え毛頭もないのが、「妻とのセックスに飽きる」タイプの男性だ。

そもそも彼らは相手が感じないことに関して、「自責の念」がすくない。

感じないのは「妻の体質のせい」「夫婦関係が冷めてきたせい」、と考える。

自分のセックスに直す余地はないと思ってる。

加えて先ほど書いたようにセックスは生まれ持った感覚でするもの、という感覚が強い。

直すようなものでもなく、相手が気持ちよくなれないのなら、それは「相性の問題」として片づけてしまう傾向にある。

自分のセックスがヘタだという自意識はないのだ。

ここ数年はSNSの普及などで、セックスに関する生の意見を目にすることも多い。自分のセックスの技量を見直す機会も増えている。

しかし「セックスに飽きる」タイプのレスり夫は、そんな情報に興味はない。

彼らにとって「セックスに関する有益情報」なんて自分に無関係な話。

ワンカップあおってるオジサンに最新コスメ情報が目に入らないのといっしょ。

だからどんなに情報氾濫の世の中になっても、彼らのセックスの仕方は変わらず、セックスが「難しい」ままになってしまう。

相手が「セックスはむずかしい」と考えてるときどうすればいい?

「察して」は悪手

「妻を気持ち良くするのがむずかしい」と思って、ムリゲー感でセックスに飽きるタイプ。これには「妻を気持ちよくさせられる」という自信が必要だ。

ここで良くないのは「察して」だと思う。

男性がみずから進んで、気持ちいいセックスの流れや敏感なスポットを探し当てることを期待する。それはやめたほうがいい。

人はそれぞれ持っているエネルギーの総量もちがうし、セックスへ割り当てられる体力もちがう。

もともと性欲も薄弱で、セックスに注げるエネルギーも少ない男性が女性に「察して」を使われるとどうなるか。

イメージしてみよう。

あなたが料理好きでない上に、生活でクタクタになっている。

でも夫は自分の好きな食べ物を教えてくれない。さらには完成した料理を感想も言わず無表情で食べている。

これで料理へのモチベーションが上がるだろうか?

して欲しいことを伝えず、夫が自分好みのセックスをするのを待つこと。それは好きな料理を伝えずひたすら自分にとってのごちそうが出るのを待つことに似ている。

この「察して」という空気を夫も「察して」いる。

レスりはもともと相手のために何かをしてあげたい、という意識が希薄だ。

そんなレスりが相手の「察して」を感じると、セックスがさらに面倒になるだけ。

これはセックスに限ったことではないけど、女性はよく「男性は察してくれない」とグチる。

が、実は「察している」けどあえて無視している男性も多い。

この性格は相手に対して折れることを負けだと考える、ねじ曲がったプライドを源泉としているのかもしれない。

「して欲しいことリスト」を伝える

「妻を気持ちよくするのがむずかしい」と考えている夫には、セックスのときして欲しいことを伝えるのがいいと思う。

はっきりと言葉に出して言う。

これをすることで、男性のセックスにおける負担が減る。

とくにセックスに使える気力や体力がとぼしい男性には有効だ。

相手の気持ちいいところを手探りでさぐるセックスは男性の負荷が大きい。

でも相手から「して欲しいことリスト」を教えてもらうと、男性側はかなり楽になるはず。

セックスすることのハードルも下がる。

口に出して伝えるのが難しいのは、すごくよく分かる。

自分もこんな分かったフリして語ってるけど、妻に「こんなプレイがしたい」とか「こんなことして欲しい」とか一切言えない。

そのせいでずっとマグロ妻だ…。

女性だったら性に関することを口にするのは、なおさら勇気がいるだろう。

でもしれっと言ってしまおう。自分を棚にあげて申し訳ないけど。

セックスのとき、さりげなく伝えるのがベストだと思う。

口頭で伝えるのがハードル高いなら、手紙でもいい。

夫の頭のなかに「セックスマニュアル-妻編-」を叩きこんでしまおう。

これはマンネリを助長させるのでは?と懸念があるけど、レスになるよりはずっとマシ。

ワンパターンはワンパターンでも「毎回自分の気持ちいいところにハマるセックス」なら女性側も良いのでは?

夫がして欲しいことリストのままにセックスをすると、「言われたからやってんだけじゃん」…と妻が思ってしまうこともあるかもしれない。

でもそこは考え過ぎずにいきたい。

「肩揉んで♡」って言って揉んでくれたら「言われたからやってんな。これじゃあコリ取れねえ!!」とは思わないでしょ!

甘んじて気持ち良くなってしまおう。

夫にも教えてもらうのがベスト

女性側が自分のして欲しいことを伝えられたら、男性のして欲しいことも聞き出すべきだとおもう。

そうすることで、2人のセックスはよりかゆい所に手が届くものになるだろう。

あなたが相手の深層にひそむ性癖を引き出し、それをセックスに取り入れることに成功したとする。

そのとき相手の男性は、他の女性では得られない価値をあなたに感じるだろう。

ただ男性が「こんな体位でしたい」程度のこと言ってきたら、それはまだセックスに関しては心を開いていない証拠だ。

男性は女性が思っている5万倍変態だ。

男性の奥底にある願望にくらべたら、女性の言う「目隠し・両手拘束でイマラ〇オ」や「遠隔ロー〇ーでお買い物プレイ」なんて、さわやかな青春の1ページでしかない。

男性の性癖にはこんなものがある。

・セーラー服を着せられ「万引き女子高生」と「コンビニ店長」という設定で

 手コ〇される

・唐突なエロLINE元カノへ送らされる。

そのやり取りを印刷して全身に貼られながら手コ〇される

・小学校のときの「将来の夢」の作文を朗読させられる。

 女性に「ぜんぜん叶ってないじゃん笑」とバカにされながら手コ〇される

手コ〇ばっかじゃん!って思うかもしれないけど、気のせいだと思う。

とにかく男性の性癖というのは、恥部そのものでそう簡単に心の外には出せないものである。

けれどそれだけに「真の性癖」を聞き出し、そこを刺激することが出来たとき、女性は男性のセックスを掌握することが出来るだろう。

それには「何を聞いてもひかない」という、絶対的な覚悟が必要だけど。

だって本当に超変態だよ…男は…。

前編はここまで!

後編は「セックスがかんたんすぎて飽きる」パターンを解説します!近日発表するのでぜひ読んでほしい!

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記念すべき1冊目はこれです。

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